「今日も頑張らないひとこと」をはじめてみる
疲れる毎日。
罪悪感に押しつぶされ、自分を責める毎日。
ほんと、イヤですよね…
毒親 育ちの アダルトチルドレン って、小さい頃から 機能不全家族 の中で
- 家族がうまくまとめられるように
- 怒られないように
- 親に認められるように
- 親が仲良くしてくれるように
と無意識に、必死に自分の役割を探して演じてきた人たちだと思います。
私も幼いころは気づかなかったけれどそうでした。
自分じゃない「何か」を演じ続けるのって、疲れる
アダルトチルドレン っていう概念がなかったとき、
- 急に張り詰めた糸がプツン、と切れたように何もできなくなる
- 人との関係を自分から断ってしまう
- 情緒不安定
という時期が定期的にあったのですが、これも「本当の自分ではない求められた自分」を演じていたストレスからだったのかなぁ…と今は思います。
だって本来安心できる、自分らしくいられるはずの家の中で、それができないのだから。
自分の本当の気持ち、自分が何者なのかが分からなくなるんです。
ストレスフルになるのも当たり前ですよね。
そこで、私が自分の気持ちを救うために少しずつ集めてきたことばたちを紹介していきたいと思います。
「頑張れ」とか「負けるな」とか言われても、
- 頑張れない私はやっぱりダメなんだ…
- どうせ私はできないから、変わらないんだ…
って思っちゃいませんか?
元々ネガティブなのに、いきなりポジティブになれっていう方が無理がある…
だから、疲れないことば、無理しないことば、頑張らないでも救われる言葉を集めてきました。
ふとした時に読み返すとちょっと気持ちが軽くなる、先人の知恵のかたまりです。
ちょこちょこと更新していきたいと思います。
【Keep it real】
自分自身であれ、自分に対して正直であれ
Keep it real
自分自身であれ、自分に対して正直であれ
「Keep it real」は1990年代後半ごろから使われる英語スラングだそうです。
直訳すると「それを本当のままにしておけ」という意味。
ネイティブがスラングとして使う場合は、「自分自身であれ、自分に対して正直であれ、猫かぶるな、上っ面だけ格好つけるな、いきがるな」という意味になります。
WURK (ワーク)
「Keep it real.」は、「it」の指す内容によって厳密には2つのニュアンスがあります。
「it」は、①相手の生き方そのものを指す場合と、
②相手の特定の行為を指す場合の2パターンがあります。
①の場合、社会の目や親の期待などで本当に自分が送りたい人生を歩めていない人に対して放つセリフになります。
この場合の和訳は「自分自身であれ、自分の心の声に正直であれ、自分を見失うな」というニュアンスになります。
毒親育ちの私は、自分を見失っている
まさに アダルトチルドレン な私のための言葉だと感じました。
少なからず人は場面によって「役割の演じ分け」をしていますが、 アダルトチルドレン はそれが色濃い人だと感じます。
常に親や周囲の期待や空気に応えようとしていた私。
だからずっと、自分が本当に何をしたいのかはおろか、自分の本心がどこにあるのか全く分からない状態でした。
まさに自分を見失っています。
自分の心に正直に生きてきたことも、ほとんどないかもしれない。
そのことに気づかせてくれた言葉が「Keep it real」です。
アダルトチルドレンで生きづらさを感じ、苦しんでいる人には同じような人が多いのではないでしょうか。
まだ「自分らしさ」は見つかってないけど
- 自分の心に正直で良いから、イヤだと思うことをしなくていい
- 自分を見失わないために、自分を守っていい
というメッセージが受け取れます。
頑張ることが美徳に思えていたけど、そうじゃない。
頑張りすぎちゃダメだよね